仏像

大光寺の仏像

阿弥陀如来(中央)

來迎印の阿弥陀如来は木造寄木造り。寺伝によりますと、桃山時代に中興上人が奈良春日大社に参籠し、夢告により大明神より授かった神作と言われております。

観音菩薩(右)

阿弥陀如来の「慈悲」をあらわす化身とされる。江戸時代作。

勢至菩薩(左)

阿弥陀如来の「智慧」をあらわす化身とされる。江戸時代作。

薬師如来

薬師堂の移転

当寺境内東側にありました旧薬師堂は、華頂宮の旧御殿を拝領して再建されました桃山風の建築様式でありましたが、老朽化のため解体され、本堂内脇壇に諸仏を移転。

薬師如来三尊像

薬師如来三尊像は、大和国の三笠山の薬師寺にあったものを移したもので、長い年月の間で失われていた御手がいつの間にか元通りになっていたことから「手接ぎの薬師」と呼ばれています。古くから安産と耳のご利益で信仰されています。他 十二神将。

五劫思惟阿弥陀如来像
阿弥陀仏が法蔵菩薩であった頃のお姿。理想の浄土をどうしようかと考えていたことを頭を大きくすることで表現した仏像。寺伝によると、御首は中国の善導大師の作であり、御躰はそれに合わせて江戸時代に造られたものとされています。
阿弥陀三尊 座像
日限地蔵立像
日を限ってお参りすることによって願いがかなう。だから日限り地蔵。諸願成就のご利益がある。古文書によりますと智証大師作と言われています。
開山空蔵房寛海上人像
 
法然上人座像
浄土宗の元祖、法然上人の座像。
善導大師座像
中国浄土教の大成者、善導大師の座像。
四面石仏
鎌倉時代作。花崗岩製で高さ60cm、幅55cmの方形石。層塔塔身の残欠。四面に舟形光背を彫りくぼめ、如来が蓮華座に座す。もとは伏見城にあったとされています。東 薬師如来 西 阿弥陀如来
南 釈迦如来 北 弥勒如来
十二支守本尊
本堂内には十二支守本尊仏がすべて安置されており、その中には平安時代作の大日如来像や後崇光院の御念持仏千手観音菩薩像もあります。 また、本堂前面には華頂宮拝領十二支蛙股彫刻が設置されております。 その他、境内には庚申堂があり、青面金剛仏像が安置されています。